導入詳細レポート｜耐震住宅・免震住宅を超えた【エアー断震システム】

耐震でも免震でもない「エアー断震システム」は、2007年に販売を開始し、2011年3月時点で全国50棟の住宅に導入されていました（当社以外の施工店による施工含む）。

そして3月11日に発生した東日本大震災。震度5以上を観測した地域でエアー断震システムを導入されていた住宅では、すべて正常に動作したことが確認され、すべてのご家庭から「ほとんど揺れを感じなかった」というお声をいただいています。

: 寝ている猫を見ながら、2階キッチンで家事をしていました。地震がきたのは瞬間でわかったのですが、何かおかしいと思って窓を見ると電柱がグラグラと揺れており、なにが起こったのか理解できませんでした。それほどの大きな地震でも猫は目を覚まさず寝ており、断震のすごさがわかりました。

: 休日で、釣りに出かけて戻った直後に地震が来ました。急いで家に逃げ込み外を見るとグラグラ揺れていました。家と地面が行ったり来たりと動いていて、すぐにすごい地震が来たのだと思いましたが、私地震が揺れていないのでどんな大きな地震が起こったのかわかりませんでした。まさかこんな地震が自分が生きている間に起こるとは思いもしませんでした。万が一の備えが役に立ってしまった形です。

: リビングでテレビを見ていると地震が来ました。テレビで地震速報が流れて、私の住む地区は震度5と出ていましたが、その割にはそんなに揺れなかったなと感じていました。ところが翌日隣の奥さんがガラスを片付けているので話しかけてみると、昨晩の地震で家の中の戸棚が倒れて食器が割れてしまったとのこと。すごい揺れだったと聞いてびっくりしました。

: すでに就寝していましたが、朝まで地震に気づきませんでした。静岡県は東海地震が来ると30年前から言われ続けています。耐震リフォームをやめて断震装置つき住宅にしてよかったです。

: エアー断震のセットが震度4に設定されていたので、東日本大震災の1回目の地震では震度4の揺れを感じてすぐに作動し、家が浮上しました。若干の揺れは感じましたがたいしたものではありませんでした。そのとき外を見たのですが電線が大きく揺れて、近くの建設中の住宅が揺れているのが確認できました。2回目の地震のときは来客中でこちらも震度4だったため浮上しました。このときも、浮上してからはほんの少ししか揺れを感じませんでした。

: 外出先から帰ってインナーガレージにいたところ、揺れを感じました。建物の端にて待機していると揺れが激しくなり、浮上しました。浮上してからは揺れは感じなくなりましたが、その間だんだんと地面が激しく動き出し、まただんだんとゆっくりになり、3分くらいで収まりました。周囲には6名ほどの方がいて、こちらを見て家が動いていると叫んでいましたが、それは逆でその方々が地震で揺れていたのです。
私は最初の揺れしか感じず、2階で家事をしていた妻は大地震に気づきませんでした。しかしすぐに停電となり、あたりは静まりかえりました。遠方での地震かと思いすぐにラジオをつけたところ、宮城県の地震だと知りました。近隣では家の内部に亀裂が入り、揺れた家は瓦が落ちて、石垣の塀は倒れていました。どの家も家具がめちゃくちゃに飛んで食器が割れ、大変なことになっていました。
改めて、エアー断震装置の素晴らしさを体感しました。揺れを感じていないので大地震の実感が湧きません。周りの被害の甚大さでいかに揺れたかを推し量るしかすべがないほどです。

: 前日に完成した実験棟2間×3間の展示場をつくり、作業をしていたら、地震を感じたので急いで展示場内に避難して浮上させました。浮上直後は揺れましたがその後は揺れを感じず、本震の直後の強い地震でも揺れはまったく感じませんでした。スタッフ一同、断震装置の素晴らしさを体感しました。これからの家づくりの考えを変えなければと改めて思いました。